はじめに
初産を控えているけど、陣痛や出産の痛みが不安…!
自然分娩は痛かった…!次は無痛分娩に挑戦したい。
そんな無痛分娩を考えている初産婦さん、経産婦さんに、2023年春に東京医科歯科大学で第一子を出産(無痛分娩)した私が、体験談をお伝えします!
無痛分娩にした理由
1 壊滅的に痛みに弱い
2 陣痛・出産の痛みが怖い
3 産後に体力を残しておきたい
私は初産だったので、陣痛・出産の痛みに怖さを感じていました。
「どんな痛み?」「どのくらい痛いの?」「私に耐えられるかな?」
妄想がむくむくと膨らんで、陣痛・出産のプレッシャーが必要以上に大きくなっていたと思います。
陣痛・出産は赤ちゃんに会うための必要な道のりです。
とはいえ、取れる痛みは取ってしまって、
できるだけ心穏やかに赤ちゃんを迎えたい!
そして、産後の子育てのために体力を温存したい!
そんな風に考えていた私が無痛分娩を選択したのは、とても自然なことでした。
東京医科歯科大学病院を選んだ理由
1 科麻酔医による24時間体制の無痛分娩を提供している
2 NICU(新生児集中治療室)がある
都内でも24時間体制で無痛分娩可能な病院は限られます。
しかも、お産専門の麻酔科医がいるなんて、心強すぎませんか!?
それに、赤ちゃんに万が一何かあった場合でもNICUでみてもらえます。
二重に心強い!!この安心感は何事にも代えがたかったです。
出産レポート
陣痛始まりの方が多数派ですが、私は出産予定日に破水から始まりました。
大まかな流れは次のとおりです。
- 9:00 破水
- 10:30 入院。子宮腔1cm
- 18:45 お腹の痛みが増す
- 20:00 子宮腔1.5cm
- 23:50~0:30 陣痛が10分間隔になる。子宮腔2.5cm
- 麻酔開始
- 2:30 麻酔が効き始める
- 3:45 子宮腔4.5cm
- 7:00 子宮腔6cm
- 8:00 陣痛促進剤スタート
- 11:00 誕生
朝起きたら、「ちょろちょろっ」と水の出る感覚がありました。
おりものや尿とは違って生臭かったので、「破水だろうな」と思い、すぐ病院に電話しました。
助産師さんから「破水だと思うので、入院荷物を持って病院に来てください」と言われ、車で病院に向かいました。
先生に内診してもらい、「破水」確定!
やっと赤ちゃんに会える!という楽しみとこれからやってくる陣痛に怖さを感じつつも、
「なるようになる、きっと大丈夫!」と自分に言い聞かせて、意識的に気持ちを落ち着かせました。
少しずつ痛み始めて、体がしんどくなってきましたが、フロア内を回遊魚のように周回したり階段昇降をしてお産が進むように動きました。
頑張って体を動かしたおかげか、日が変わる頃から痛みがより強くなりました。
スマホの陣痛カウンターで陣痛間隔を計る余裕はゼロ!
持参した100均のアナログ時計を握りしめて、ざっくりと陣痛間隔を計っていました。
痛いときは座って痛みを逃す。痛くないときは、横になって体を休める。
これを繰り返して痛みに耐えていましたが、陣痛が10分間隔になると、痛すぎて横にもなれなくなりました。そのうえ体が震えだしたので、迷った末にナースコールを押しました。
内診してもらうと、子宮腔は2.5cm。
「こんなに痛いのに、全然子宮腔開いてないっっ(絶望)!」
「がんばれ、私の子宮腔っっっ!!!(切実)」
「後生だから早く麻酔を打ってください……(土下座)」
という私の念が届いたのか、はたまた悶え苦しむ私の様子が普通じゃなかったのかはわかりませんが、
子宮腔2.5cmでも麻酔を開始してもらえることになりました(麻酔の先生が神様に見えました!!)
麻酔を打ってもらってしばらくすると、MAX10の痛みが2~3に!!
痛みが和らぐとリラックスできて、疲れもあって、体力温存に寝ていました。
その後、子宮腔の開くスピードがゆっくりだったので、陣痛促進剤を打つことに。
それ以降はバタバタとお産が進みました。
お腹の上に助産師さんが馬乗りになって、ぎゅうぎゅうお腹を押されたのは地味に痛かったですが、
いきむ感じや赤ちゃんが出てくる感じをしっかりと感じることができました。
感想
助産師さんによると、無痛分娩でも痛みが抑えられない方もいるようですが、幸いにも私はしっかりと痛みがとれました。
痛みのない落ち着いた状態で、自力でいきめたので、「産んた!」という実感がありました。
これもひとえに絶妙に麻酔をきかせてくださった産科専門の麻酔科の先生の高い技術力のおかげです!
また、麻酔科・産科の先生、助産師さんたちが、陣痛開始前~出産後まで優しく声を掛けてくれました。立ち合い出産がかなわなかったので、みなさんの励ましがとても心強かったです。この場を借りてお礼をお伝えしたいです。
次回お産の機会があれば、また東京医科歯科大学病院で産みたいです。
おすすめのお産グッズ
東京医科歯科大学病院で産む場合、出産時に必要な物が入った「お産バッグ」を入院時に購入することになります。ちなみに、産褥パットなどが入っています。
お産バッグに入っていない物は事前に準備しなければなりません。
下の物はおすすめですよ!
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